適当に時間をつぶして同窓会をするお店に行く。

「あおい―――!?」

声のする方向を見ると懐かしい顔。

「絵里子ちゃん??」


「キャ―――、覚えててくれたの?」


「絵里子ちゃん、綺麗!」


「蒼こそ―――!」



良かった。 
一番に絵里子ちゃんに会えた事で私の心配はどこかへ行ってしまった。
お互い、何年ぶりかの再会に盛り上がっていると周りに人が集まり始めた。