「で、俺の部屋はどっち?」


「あっちです…。」


「じゃ、俺 荷物 開けるから。
用があったら声掛けて」



なんで?なんで?
私の家なのに、なんでアイツの方が余裕かましてるワケ?


「ちょっと、ちょっと!」


「ん?まだ なんか用?」


「まだ私、アナタを認めた訳じゃないもん!」


「はぁぁぁ~? 何言ってくれちゃってんの?
お前が認めようが認めまいが、俺はここに住むの!
ちゃんと契約書見せただろ?
契約は成立してんだよ。
文句があんなら、ばあさんに言えよ」