ルームメイト

「俺の事なら気にしないで。
ってホントは気にして欲しいけど、さ。
俺と蒼ちゃんが出会った時間より
唯と過ごした時間の方が長いんだから」

「涼平くん…」

「唯が相手なら、俺も諦めつくから…さ」

「ごめんなさい、涼平くん」

「いいって。
その代わり、仲良く出来ないんだったら
俺はいつだって唯から奪うつもりでいるから覚悟しといて。
な~んつって、俺は蒼ちゃんの味方だよ」


ありがとう。
ありがとう、涼平くん。