ルームメイト

「一緒に暮さないか?」

え…?
今、涼平くんは何て言ったの?

「なんちゃって~~。
ごめん、ごめん。 冗談だよ。
あの二人に振り回されて俺までどうかしちゃったみたい。
今から襲撃しようぜ!」

「襲…撃?」

「あいつらに振り回されんのも馬鹿馬鹿しいじゃん?
一体どうなんのか、しかと見てやろうぜ。
巻き込んだあいつらが悪いんだから」

そう言うと涼平くんは私の腕を掴んで引っ張った。

「いざ、出撃」