その少年が真琴に尋ねると、真琴は力強くうなづいた。
「そう…そしてここは、梅雨が明けて、七夕近くになれば、あの人と来る予定になっていた場所。」
さらに真琴は、その少年をそのデパートの七階にある、とある施設へエレベーターで案内した。
エレベーターのランプが七階を示し、二人は外へ出る。その時、そっと真琴はつぶやいた。
-織り姫星の相手は、未来永劫、彦星…-
その少年は、そのつぶやきを聞き逃さなかった。
…二人が七階の受付で支払いを終えて、重い扉を開いて目に飛び込んできた光景…
-…ドーム状の天井の中央から、丁度真下に設置された大きな謎の機械。そしてそれを取り囲むようにして配置されている、多くの座席。
耳を澄ませば、誰もが夢見心地になりそうな、ヒーリングミュージック…-
「…プラネタリウムか。小さいときに一度、行ったきりだから、今日が二回目だ。」
「…そうなの。でも、私は今日が、初めてよ。」
「そう…そしてここは、梅雨が明けて、七夕近くになれば、あの人と来る予定になっていた場所。」
さらに真琴は、その少年をそのデパートの七階にある、とある施設へエレベーターで案内した。
エレベーターのランプが七階を示し、二人は外へ出る。その時、そっと真琴はつぶやいた。
-織り姫星の相手は、未来永劫、彦星…-
その少年は、そのつぶやきを聞き逃さなかった。
…二人が七階の受付で支払いを終えて、重い扉を開いて目に飛び込んできた光景…
-…ドーム状の天井の中央から、丁度真下に設置された大きな謎の機械。そしてそれを取り囲むようにして配置されている、多くの座席。
耳を澄ませば、誰もが夢見心地になりそうな、ヒーリングミュージック…-
「…プラネタリウムか。小さいときに一度、行ったきりだから、今日が二回目だ。」
「…そうなの。でも、私は今日が、初めてよ。」


