-塁 side- 俺が壱にメールを打つ間も、その前もその後も、凛は黙ったままだった。 何を考えているのか、わからない。 けど俺は、壱にメールを送った時点で覚悟出来てるんだ。 そうだろ?俺。 なんて、言い聞かせながら凛の少し後ろを歩く。 そして足を止める。 「なぁ、凛……」 凛は、少し戸惑っているかのように、ん?と少し間をあけて答えた。