ガッ!!


呆気なくへし折れ、四散する原潜。

隙間なく佇立する船影からはセルが一斉に火を噴き、無数のの弾頭を私に浴びせかける。
弾幕をくぐって蚊トンボが対艦ミサイルを放つ。


醜い。
なんと醜く、血脈のない攻撃。
無粋な連中だ。

こんな奴等は断じて私の敵ではない。

私の敵は、
あの愚かしく稚拙で
それ故に熱くひたむきな彼等は
私の旧き善き敵は

地球防衛軍はいったいどこへいった?