「待って!!」 陸の服の裾を掴んだ。 「彩乃??」 振り返った陸の顔は不思議そうに私を見つめた。 「せっかく来たんだから遊んで行かない??」 「え、でも....」 「いいから遊ぼう!?」 今の私は小さな子供みたい 今度は私が陸の手を掴み歩きだした。 後ろを振り向く私は陸を見た。 陸の顔は照れ臭そうな顔をしていた。