―彩乃side― 私達は今暗い道を二人で帰っている。 「......」 陸はずっと黙ったまんま.... 今は私が動かないと始まらない。 私は歩くのをやめた。 「彩乃?」 振り向いた陸の顔は青ざめていた。 これもきっと私のせいだ。 だから私は.... 「ねぇ、陸....」