ある公園の噴水の前

一人の男性が立っていた。


その人はやっぱりどこから見ても愛しくて。


「陸!!」


「彩乃」
彼は私の姿を見ると優しく微笑んだ。


私はこの笑顔が大好きだ。


「お待たせ」

「おぅ!!んじゃ行こうぜ?」



「うん!!」




私達は手を繋ぎ歩き出した。