「今日はビーフシチューか」

「はい、良い材料が本家から届けられましたので」

着替えた後、私は再びソファーにダイビング。

「マーちゃん、随分くたびれてるねぇ。どったの?」

モモが心配そうに駆け寄ってきて、私の頭を撫でてくれる。

私は黙ってカバンからケータイを取り出し、開けて見せる。

『わっ! 美人がいっぱい!』

…フツーの男の反応だな、うん。

「…何です、コレ」

「わあ、動いてるぅ」

「生きて…いるの?」

三人とも不気味そうに男を見ている。