だが、
「そうなんだ、
じゃあさっきまで人が
いなかったのも仕方ないね」
と言うと

眼孔が開き「えっ・・・あっ・・・
うん・・・そ、そうだね・・・・うん。」
と驚いたかのように
何か隠しているかのよう
に話された。

どうかしたのかな?
私何か変なこと言った?
と疑問にくれていると、

「着いたよ。
 職員室は右端だから、 
 そこで先生方に
 説明すると良いよ。」

「うん、ありがとう。
 同じ教室になると良いね。」

と言いそこを後にし
職員室に向かった。

【職員室前】

ノックをし

「すみません、
 今日転入してきた、
 鏡夜利亞と申しますが」
と言いかけると
「君が鏡夜さんだね、
僕担任の佐々木 正樹」
と遮られた。

「は、はいそうですけど・・・。」
と返すと
「じゃ今から教室いっこっか」
と前を歩いていった。