私は汗を流しながら自転車を漕いだ。


先を行く彼の後姿が愛おしい。


どんなに疲れても体力が尽きるまで

このままずっと彼の後ろを付いて行きたい。


サイドに光る海を感じながら、この時が

永遠であればいいのにと思いながら漕いだ。