何があっても、拓の傍に。 何があっても、手を離さない。 そんな誓い、疾うにしたわ。 私は既に、拓の桜。 桜は根を張るから、一生そこから動けないわ。 そう、一生、拓の傍から。 『私は、何があっても、拓の傍を離れることは無いわ。一生、拓の傍を』 私が答えると、頼稜さんは安堵したように、柔らかく笑った。 『安心しました』 その笑顔を見て、この人は心底いい人だ、と思う。 拓のために、居なくてはならない人。 拓が、頼稜さんを大事にするのは、この信頼感と敬愛心ゆえでしょうね。