神様のきまぐれ

廊下に座り込んだまま、
こうして何時間か経つ。


奥の部屋の窓から、
流れこむ風に
吹かれている。


アイツが・・・

ヒナコが帰ってから、

ここで別れてから、
動けないでいる。



俺は、

何時から

去るものを

追えなく
なったんだろう・・・。






「サイテー。」