どうも。
紅 憐です。

お久しぶりのみなさま、お久しぶりです。
はじめましての方々、はじめまして。

本作は、ミステリアスファンタジーホラーです。

一体全体なにがどうなっていたのか。
きちんと読み取ってもらえたか、不安です。

最初から出ていて、晩御飯をごちそうになった皆川くんは、化け物です。

作中、千里ヶ崎さんが語ったケータイを伝染する化け物の、本バージョンでした。

だから、香蘭さんは背後に立った彼に驚き、彼は彼で、千里ヶ崎さんに本を読まないのかと質問し続けたのです。
実はほかにも彼が本物ではない伏線が張ってありました。
書斎の閂が『つっかかって外れた』のも、実はそのひとつ。
ほかにも探してみるのもいいでしょう。

物語のいたるところに遊びを持たせてあります。

香蘭さんのちぐはぐな格好や身の上。千里ヶ崎さんの魔法〝改竄式〟について。皆川くんの素性や、なにをやってるか。そもそもだれがどうしてあんな形の呪いを飛ばしてきたのか。

実のところ、本作はそんな『未説明』の部分を〝想像〟してもらうのがミソです。

どうぞ、事件の構図も、人物の設定も、想像してみてください。


PS
やっぱり、ちゃんとストーリーが伝わってるかが不安(苦笑)



09 10/12
†紅 憐