「んで?奈々芽、過去から沖田総司が来たと言ったわね?」


「うん」


「騙されてるんだよ奈々芽は優しいから。家の財産を狙ってるんだ」


おじいちゃま…本当だってば。


「貴方は黙ってらっしゃい。沖田さん?」


「はい」


「帰る術がわかるまで居ていいわ…けど、その格好と刀は預かるわ。捕まったら厄介だからね♪」



「敵は居ないのですかこの世には?」



「居ないわ。ただ、ウチには男性用の着物が無くてね、貴方は洋服を貸してあげて?明日奈々芽と買い物いって必要な物買ってきてね♪」




渋るおじいちゃま



「俺も一緒にいく!危ない」