やった後はいつも虚しくなるのに、ヤッパリ愛しい人が居るだけで心が温まる。 「後、1時間……か…」 奈々芽の髪を撫でる。 “ポツ…ポツ” 「アレッ…!?」 この歳になって泣くなんて…ははっ 僕は暫く声を抑え泣いた。 「…そ…うじ…?」