「それか僕も助けたんだからナナちゃん抱きしめたい」 私に伸ばす手をタカラに叩かれ 「帰るぞ」 「やだやだ・・・何その独占欲〜?」 ブツブツ言うメグミから私を隠すようにして歩き出す 「いーよ どーせ来年は別れちゃうんだし・・今だけナナちゃん独占すればぁ?」 メグミが挑戦的にタカラに投げかけて 「別れるんじゃねェ!!!離れるだけだっつーの!!」 タカラは怒鳴り返した 「オレがいねェ間に ナナに手出したらぶっ殺ス!!!」