双子フタゴ愛アイ



「だ、大体乾いたよっ」



シャツをタカラに押し付ける



「タカラが髪乾かしたら帰ろ」



ドライヤーをタカラに渡して立ち上がった



トイレで乾いた服に着替えようと思ったから




(ダメだ)



(これ以上ここにいたら)




(私…・・)





「ナナ」



瞬間



タカラに手を引っ張られる



ドサッ



私はソファーの横にあるベッドに倒れる




「ナナ・・」



私は仰向けで



タカラは覆いかぶさって私を見下ろしてる




「ナナ・・お前 オレの事好きだろ?」



髪を撫で瞳を覗き込むように見つめる