「し、しかしせっかく受験で入ったのに勿体なくないかな?」



一同沈黙の後、パパが口を開いた




当然の発言だ



「で、あんた、その理由は?」



でたお母様!



さすがに逆らえないでしょ


やっぱりそのままエスカレーターで上に行くコトになりそう・・



私はちょっぴり複雑な思いで見守る



「理由はー今んトコ遠いしー後ナナちゃん一人で帰ったりして家に誰もいない時、心配デショ」



コイツ・・言い切った・・


理由にもならない理由を・・



タカラも唖然



「あんたねーせっかく入れてやったのに・・」