キムの同志にマックスを託し
会場に潜り込んだ訳だが


もっと早く
こうするべきだったと
思う。



言い出したら聞かない
あの大尉の事だから、と

目を錘むっていたが



アイツは


とうの昔に
神経衰弱に陥っていた。




やはり、この組織相手に

いくら当事者とはいえ
単身で、乗り込もう等とは

身に過ぎた重責だったのだ。




マックスは 


やはり、
気付いているのだろうか?



キムと






いや、このゲリラと






私が







もとより、




ただならぬ関係で
あることを。