あるいは、もっと無責任に面白がれたら、そんなに楽な事は無いのに。 「でもな……俺には無理だな……どっちも」 自分でも飲めないと分かっていて、それでも意地で開けたビール。 中身はいつまで経っても減らないまま、夜が更けていった。