『はいはい。……乗るよ』 そこで初めて、奇妙な連帯感が生まれた。 どうして一樹がそんな事を言い出したのかは分からなかったが、そんな事はどうでもいい。 晴喜は、久し振りにどきどきと、心臓が高鳴るのを覚えた。