「「「いっただきまーす!」」」
学校から-mia-まで直行してきたあたしたちは、隼人先輩が持ってきた出来たてのパスタにありつく。
あたしはのんと燈磨のパスタを、小皿に分けてもらった。
「何だ、やっぱ苺って小食なわけ?」
隼人先輩が尋ねると、のんがパスタをのせた小皿をあたしに渡しながら首を振る。
「1回の量が少ないだけで、回数は多いんだよ」
「そうそう。日に何回、俺が飴を与えてやってることか」
あたしはペットか何かか!
「ふーん。何か苺、ガキみてぇ!」
「隼人先輩なんてタンニングしすぎて真っ黒になって炭になればいい」
「はー!?」
うるさい人は無視よ、無視。
黙々とパスタを食べていると、個室のドアが開いた。
「また来たのか、ガキども」
入ってきたのはちぃ君で、目が合うと、ちぃ君は自分の唇の横を人差し指でたたいた。
慌てて紙ナプキンで口を拭うと、ちぃ君はきゅんとする笑顔を見せる。
やっぱり隣のどこぞのギャル男とは違って、ひとつひとつの動作が本当にかっこいいわね!
「隼人、休憩」
「あ、マジ?」
パスタとサラダを2皿ずつ持ちソファーへ腰を下ろしたちぃ君に、あたしはニヤニヤしながら口を開いた。



