嫌な予感がした


まさかと思いながら


職員室のドアに手をかけると



─ガチャガチャ



鍵が閉まってる




最悪…




財布は教室の中…金が無いと電車に乗れねぇ


携帯が無いと誰にも連絡出来ねぇ…



マジでどうしよう



廊下にかかってる時計に目を向けると



─9時8分



こんな時間まで寝てたとかアホ過ぎる…



どうするか…学校の近くに誰かいたっけ…?




「あっ!……委員長」