秀平くんのおかげで、あたしは再び過去の思い出を思い出すことができた。 秀平くんとの思い出、柚縷ちゃんとの思い出。 何気にあたしたちの状態を全体的に知っていた秀平くんに驚いたりもしたね。 「……じゃ」 そう言って背中を向ける秀平くん。 ……って!! 「もう帰るの!?」 「え?」 「は、早くない!?」 だって今来たばっかりだよね!? 「あぁ、秀は顔見せるだけなんだよ」 呑気に言う柚縷ちゃん。 顔見せるだけって……まぁ秀平くんらしいって言えばらしいけど……。