「大丈夫です。百合子さんのために死ぬなら、怖くもなんともありません」




汚れのない笑顔で、そんなこと言われたら…大泣きに決まってるじゃない!




「でも、私のせいで雅を死なすわけには…」




「百合子さんは何も気にすることないんですっ!それより、友だちを作る方法…っていうかコツを教えますね」







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「それじゃ、また逢える日を楽しみにしています」






その言葉を残して、雅は去っていった。










“いつも笑顔でいれば、百合子さんの周りは友だちでいっぱいです”





今日、やってみるから。

ちゃんと見ててよ?雅…。