【完結】─続─泣き虫姫のご主人様









「すみませーん」




 澪は誰かに呼び止められた。


 その声は、誰かに似ていた気もする。


 澪は振り返り、その声の主を瞳に映した。









「はい……?」




「僕、弥生と言います」




 真っ暗な瞳の、男の子だった。