‡G†O†D†s‡〜討魔の一刀〜

 靉苒にとって厄介なことに、寔禮は、すこぶる勘が鋭かった。




 切れ長の目が鋭く、靉苒が隠した包みのほうを窺っているようにも思える。




 靉苒は、なぜか、寔禮が言葉を発するのを恐れ、自分からおもむろに話し掛けた。




「あっ!宮司様。

どうもお早うございます」




 そう言いつつ、にへらと笑う。




 寔禮が、鋭い視線で、靉苒を見る。




 靉苒は、その視線を向けられると、内心でわけもなくうろたえてしまう。