昼休み、ふらりとやって来ては裏庭で二人静かに本を読む日々。


本の内容なんてほとんど頭に入らない。


隣に座る彼女の、風にのって流れてくるシャンプーか何かの香りに…クラクラする毎日だった。(変態?)





廊下や体育館で彼女を見かけても、シャイなオレからは、近付けないし


いつも、彼女が気付いてくれないかな…と思っていた。





オレは今夢中になってる。


読書に?いや…彼女に。