産まれた我が子

「結ちゃん。
今日も大人しかったです。」

「ありがとうございます。」

私は結を連れて帰った。

結が男性の先生にやたら
懐いていた。

パパがいない・・。
私は寂しいと思っていた。

けど私は今でも
男性に触れられるだけで
震えが止まらない。

結にはパパが必要かも
知れない。

けど私が無理なの。

「ごめんね。結。」

私は結の寝顔を見て
毎日泣いてしまう日々が
続いていた。