観覧車から降りて2人歩く

藤本の行動に驚いた…
まだドキドキが止まらない


「琢也さんバスケの試合を見に行くんでしょ?

私は失礼するので行ってください。」


   「ああ」



彼はあたしの顔を見てつぶやいた…

「ごめん。

どうしても彩乃さんが神崎だって思えて・・・

バスケの話をしてものってこないから

キスしたら白状するかと思って!


でも彩乃さん。相当鍛えてるよね?

筋肉が半端ないから(笑)」

   「………
 

  琢也さんのエッチ」



  あたしは赤面した



彼はいやらしくあたしを触ったんでなく

あたしが真琴かどうかを確かめたくって触ったんだ


彼は丁寧に謝罪をし帰って行った。







あたしは心臓バクバク

演じ終わった達成感と

正体をバラしちゃいけないって緊張感…


重度のストレスから開放されとどっと疲れが出た



ベンチに座ってボーっとする