私の表情を悟ってか、舞花はなにも言わなくなった





そんな中、足音がこっちに近づいて来た




「遥早ちゃん♪同じ班になろー」



「爽汰くん…」




舞花…空気読めないな、とか思ってる

絶対。


何気に、柳城くん連れてきてるし。



3人はシーンとしてるのに、爽汰くんだけは笑顔で笑っていた







…はぁ



「爽汰くんごめん。無理。」



「だから言っただろうが、千葉」



コツンと爽汰くんの頭を叩いた柳城くん