「なにが?」


イラついて、そこらへんにあった缶を蹴った




「私さー、今びっくりしてるんだ。遥早のことで。」


「え?」


「柳城、遥早のことが好きなんじゃないの?って」



俺が?

あんな奴を?



まぁ、俺のものにするとは言ったけど。


好きなのか?





「なんでそう思うの?」



「好きな人って、一緒にいたいのも、そうだけど。

なんかちょっかい出してないと、気が済まないって人がいてね。

柳城はそれに似てるから^^」



「……。」