母ちゃんとボクといもうとしかいないお家のなかでだれ?

知らない人はボクきらいなんだ。
……だけどイヤな気持ちにならないのはなんでだろ。

フシギそうに見たボクを抱えた人はやさしく笑って言った。

『迎えにきたよ』