「意地悪ーぅ……」


「あはは!そんな可愛い事したって…教えませ〜ん♪」


いじけたフリで、プクっと膨らませた頬を指でツンツンされる。そのまま、ツンツンされてると



「おはよー」


「何してんだ?」


「ちょっといじめてた所♪」


ニコッと笑う朱里。
後ろを振り向き工藤君にあいさつすると、ポンっと頭を触られ




「おす。コイツいじめんの面白いよな」


「解る解る!面白いよね!」



工藤君は頬杖を付き、朱里はイスを叩きながらニコニコ笑う。
そして私を見てニヤリ!!



「な・何!?」



「これからもっと、からかってみよ♪」


「それは俺も同意見だな」


「えーー!!」




――キーンコーンカーンコーン♪―



そ・・そんなぁ……