「おす!工藤ー」


「おす」


女の子があいさつすると、おぉって返す。

昨日の事でムカついてた朱里だけど、目が合ったみたい。


「おはよう工藤君」


強めな口調で言った。
すると、おすと朱里にあいさつを返して


「相沢」


ん?何よ……

振り向くと、眉間にしわもなく穏やかな表情の顔。


「昨日はノートどうもな」


???


「………はあ…」


向き直ると彼は、男子たちの所にいってしまった。