「生ゴミでも異常だったけど、猫の死体送りつけるなんてストーカーじゃないか?」


「そうですよ。警察に被害届け出しましょう!?先輩の身に何か起こってからじゃ遅いですよ。」


どうせ警察に被害届け出しても、もみ消されるのが落ち。


「ううん。大丈夫。ここまでやられたら、本人に直接文句言ってくる!!」


「先輩、心当たりあるんですか?」


「ちょっとね…。今から行ってくる!!」


「はっ…はい。」


あたしの気迫に押されたのか?


ヤナちゃんも佐井も誰だか突っ込まなかった。



ダンボールにもう一度ガムテープを張ると、それを持って芸能部に向かった。