「何だよそれ?アニキは失恋なんてしてないだろ?浮気したら、莉南に怒られるぞ。」


「だれも、浮気なんて言ってないだろ?ある意味、オレだって宮元さん忘れてないんだからな!?」


「なんでだよ?」


「人生初の落ちなかった女。リトライしたいくらい。」


「ふざけるなよ~。」


っとに、冗談なんだか。


本気なんだか。


でも、今は誰かと伊吹の話をしたかった。


くだらない話から、笑える思い出話まで。


そこまで分かってたのか?


今は、どんな言葉よりも嬉しいよ。


アニキのその優しさが。



----結局、朝まで飲んだ。



笑いながらね。


二日酔いはギリギリ大丈夫かな?


でも、気分は少し落ち着いた。


そのまま月日は流れてくれて。