「見た目だけで判断するような奴等が?心がキレイ?
アンタみたいな女なら誰でもいいような男が、心が汚れてないとでも?
まぁ、そんな事してれば本当に好きになった人とは、絶対にくっつかないから。」


フンッ!!


言いたいことをコンパクトにまとめてみた。


ス~っと胸がすっきりした。


「ふざけんな!!お前みたいな地味な女が黒崎さんと結婚できたからって、偉そうな事を言うなよムカツク!!」


怒り爆発の七瀬。


「嫌ってくれてありがとう。あたし、どうでもいい人に嫌われるの得意なんで。」



サラッと言ってニッコリ微笑むと、さっさと部屋を出て行った。