しかも、愛斗が担当なんて。
他人の妻になる日に、この世で一番大好きな人に着飾れて…見送られるなんて
…最悪以外の何物でもないよ。
「やっぱり切って。挙式の担当も、愛斗は外してもらう」
「ハハ、そりゃそーだ」
愛斗はハサミを持ち、私の後ろに座った。
あの沖縄での事、愛斗は何も言わない。
もちろん、溺れていたのを助けてくれた話も。
このままで…
いいの?私。
はっちゃんと結婚しても、このお店に来ないといけない。
カフェができたら私も手伝わないといけないし、
ずっと愛斗と目を合わせないでいるのは、無理…だよね。
思い切って、愛斗に聞いてみた。
「…愛斗、まだ怒ってる?」
愛斗の手が止まる。
他人の妻になる日に、この世で一番大好きな人に着飾れて…見送られるなんて
…最悪以外の何物でもないよ。
「やっぱり切って。挙式の担当も、愛斗は外してもらう」
「ハハ、そりゃそーだ」
愛斗はハサミを持ち、私の後ろに座った。
あの沖縄での事、愛斗は何も言わない。
もちろん、溺れていたのを助けてくれた話も。
このままで…
いいの?私。
はっちゃんと結婚しても、このお店に来ないといけない。
カフェができたら私も手伝わないといけないし、
ずっと愛斗と目を合わせないでいるのは、無理…だよね。
思い切って、愛斗に聞いてみた。
「…愛斗、まだ怒ってる?」
愛斗の手が止まる。


