レンアイ思想


「どんな理由があっても、盗んじゃ駄目でしょ・・・。」


「・・・・・。」



アキラ君はまた、黙りこんだ。



今時の高校生って、万引きなんて当たり前にすんのかなぁ・・・?



うーん・・・



「もう、しちゃ駄目だよ!!」



私は重たい空気が嫌になり、アキラ君の手を引いた。



「さ、超いい天気じゃん!!海楽しもう♪」



一人で喋り続け、アキラ君を強引に海の方へと連行させる。




途中でアキラ君は顔を上げ、



「あ~、海なんて久々だぁ~~!」



と、いつものアキラ君に戻っていた。