レンアイ思想


授業終了の音楽が流れた。


気づいたら、爆睡していた。



「ア~ヤ!!起きて!!」



ナエが私の肩をゆする。



「へいへーい・・・。起きてるよぉ・・・」



私は軽く手をヒラヒラさせた。



顔をあげると、ぞくぞくと生徒が帰っていくのが見える。



ナエが、私の顔を見るなり、


「アンタ、泣いてたでしょ・・・。」


と、ひきつった顔で言った。



鏡で確認してみると、


そこには化粧が落ちて顔面化け物のようになった女が映っていた。