「おじゃましましたぁー」 誰もいないリビングに、私の声がむなしく響く。 アキラ君の言った通り、外は暗い。 隣でアキラ君は玄関の鍵をカチャカチャ閉めていた。 ガチャッ 「よしっ」 鍵が閉まったのを確認すると、アキラ君は私の方を見てニコッと笑った。 「よしっ」じゃないよこのマヌケ・・・。 散々私を振り回しおってこのガキ・・・ 髪の毛全部抜いてハゲにしてやろうかこのアホ!! アキラ君が私の手を握ってきたから、私はパシッと離した。 「・・・・・??」 アキラ君は不思議そうな顔で私を見つめる。