とにかく走った。


川原についてから辺りを見渡すと、そこには空くんらしき人がたっていた。


「空くん!」


その男の人は反応がない。


違うのかとは思ったけど、確かめたくて肩をたたいてみた。


振り向く男性。


「…美奈!?」


「やっぱり空くんだ…」