昼暮れアパート〜ふたりは、いとこ〜


息が止まる。容赦ない。…風間の温度も、声も。


「…ホンマはあん時、もっと触りたかってん」

「え……へ!?」

「優子…こっち向いて?」

「………っ、」



お………



おかあさんどうしよう風間がなんかいつもよりエロい…!!旅行マジックってやつですかそうなんですか別にそういうオプションいらんで?いつものでええで?いつものですでにウチけっこういっぱいいっぱいやで!?

大丈夫ですか?自問自答。大丈夫です。大丈夫、ウチはやればできる子なはず…!!


半ばケンカ売るみたいに、睨みつけながら振り返った。


フッて笑う風間。

その顔がなんかもう胸やけするくらい甘ったるくて、ソッコーKOや。…不戦敗や。


「…あ……」


風間の手が、心臓に触れる。

バスローブが右肩だけ、ずりっ、ってずらされて。


「〜っ!!ちょ、かざ」
「ええやん」



風間の体重が、重みが。



…ウチの上に、かぶさる。




「…もう着る必要ないやんけ」