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「優子ちゃーん!!そっちの荷物こっちに引き上げてくれるかぁ〜?」
「はい!わかりました!!」
三日もすれば、バイトの仕事にはすっかり慣れた。
力仕事が多いけど、体動かせるから部活っぽくて気持ちええ。
バイトメンバーもゴツくて怖そうなにーちゃんばっかやけど、みんな話してみればめっちゃ気さくでええ人ばっかやって。
みんな絶対年上やろ、て思うねんけど…なぜかウチを"優子ねえさん"って呼んでくるのはなにゆえですか。
しかもウチはなぜか工場長に気に入られて、
「卒業したらうちにこおへんか」
…とか熱心に誘われる始末。
…あー、うん。
日本の景気がさらに悪化して就職難でどーしよーもこーしよーもなくなったらうかがわせていただきますわ。
でもまぁさすがに、フツーに大学の授業受けてから夜勤の日はちょっとキツいな。
夕方一応寝てから来るけど、やっぱそうぐっすりは寝れへんし。
眠気を振り飛ばすように段ボールをものすごい勢いで運んどったら。
「……………」
段ボールの山の影、その向こうに、だらしなく放り出された足が一本見えた。
「優子ちゃーん!!そっちの荷物こっちに引き上げてくれるかぁ〜?」
「はい!わかりました!!」
三日もすれば、バイトの仕事にはすっかり慣れた。
力仕事が多いけど、体動かせるから部活っぽくて気持ちええ。
バイトメンバーもゴツくて怖そうなにーちゃんばっかやけど、みんな話してみればめっちゃ気さくでええ人ばっかやって。
みんな絶対年上やろ、て思うねんけど…なぜかウチを"優子ねえさん"って呼んでくるのはなにゆえですか。
しかもウチはなぜか工場長に気に入られて、
「卒業したらうちにこおへんか」
…とか熱心に誘われる始末。
…あー、うん。
日本の景気がさらに悪化して就職難でどーしよーもこーしよーもなくなったらうかがわせていただきますわ。
でもまぁさすがに、フツーに大学の授業受けてから夜勤の日はちょっとキツいな。
夕方一応寝てから来るけど、やっぱそうぐっすりは寝れへんし。
眠気を振り飛ばすように段ボールをものすごい勢いで運んどったら。
「……………」
段ボールの山の影、その向こうに、だらしなく放り出された足が一本見えた。



