あれから俊季くんは入院した



あたしも時間がある時は必ず来た



最近は落ち着いていて発作もおきない



『悠里〜りんご食べたいな〜♪』



わざと子供みたいに甘える俊季くん



あたしはクスクスと笑いながら「はい、はい」と答えた



あたしより年上なのにそんな感じしないよな・・・・



「はい、どうぞ」



『悠里食べさせてや〜』


つまり「あ〜ん」ってやるってこと?


恥ずッッ!!!!



でも俊季くんがずっとこっち見つめてるし・・・


「あ、あ〜ん///」



あたしがりんごをさし出すと俊季くんはおいしそうに食べた



『じゃあ次は悠里を・・・』