私は、お風呂に浸かりながら、今日の事を思い出すと同時に、お兄ちゃんの事も思い出していた 「ん?」 ふいに、頬に触れると、濡れていた 知らず知らずのうちに、涙を流していた 「何…泣いてんだろ…?」 涙を止めようとすればするほど、涙はどんどん溢れ、私の目からこぼれ落ちる… 「ぅ……グスッ…」 今日は、思いっきり泣いちゃえ…… 「うぅ……ヒック……グスッ…」